勝手気ままに…そして風の吹くままに…

ブログのタイトル通り、俺個人の勝手気ままなブログ。記事の内容は俺の趣味や俺が思っていること等について。

知り合いについて

 実に久々のブログの投稿。で、今回のブログの内容は俺個人のことで、若干小言にように思えるかもしれないが、そこはご了承していただきたい。

 つい最近俺は知り合いと会い、色々と世間話をした際に俺はこんなことを言った。

「まぁ昔の漫画だけどさ、『犬夜叉』って面白いよな?」と言った。

 話が漫画の話になった時、知り合いの表情が不愉快そうな感じになり、俺にこう言った。

「神社の井戸に落ちたからって戦国時代に行ける訳ないじゃん。だいいち、妖怪なんていないし」

 俺は後になって知り合いがサブカルチャーにはとことん否定的であったことを忘れていて、知り合いが否定するものの話をしてしまった自分にも落ち度はあるかもしれない。

 しかし、俺は知り合いの言ったことにはカチンとなった。確かに現実の世界では神社にある井戸に落ちたからと言って戦国時代を含む昔の世界へ行けるというのはありえない話だが、漫画というのは空想の世界であり、何でもありだ。

 読者だってそのことはわかっているが、空想上の世界を楽しむのが漫画というものだろう。しかし、知り合いは『犬夜叉』に関してはとにかくけなしてくるので私も「いや、そんなこと言わなくてもいいじゃん」と思ったが、知り合いの表情が怒り気味になっていたので、話を打ち切った。

 俺は漫画に対して否定的な考えを持つことは否定しない。俺自身も嫌いなジャンルはあるので、自分の嫌いなジャンルの漫画については否定的になってしまう。しかし、俺は知り合いの言い方というのは良くないと思った。

 漫画というのは何でもありの世界なのだから、その世界を楽しめば良いのだが、その点を真正面から否定するというのは人によっては「ノリの悪い人」だとか、「話していてつまらない人」と思われてしまうだろう。

 そういえば俺は以前に漫画を真正面から否定する知り合いの言い方にいい加減カチンときて、怒った。

「お前さ、そう言う言い方は控えた方がいいよ。嫌われるぞ」

 しかし、知り合いは私の言ったことにこんなことを言った。

「嫌われたっていいよ。それに俺は漫画好きな奴とは友達にならんから」

 俺は知り合いが馬耳東風だと悟ってこれ以上は言わなかったが、心の中で「つまらない奴だな…」と思った。

 まぁ人が生きている世の中には知り合いのようにサブカルチャーについてとことん否定的な者が少なからず存在してもおかしくないが、漫画については「所詮空想上のことに過ぎない」と言うのは控えるべき、いや言ってはいけないことだと思う。